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前回、小学生のノブヒコが加わり、養子縁組は成立しなかったシェイド孤児院。
現在在籍している孤児は、高校生のアサミ、小学生のミホとノブヒコ、幼児のタカユキの4人です。
少し人数が増えてきたので、ひとり、ふたりだったころを思うと、にぎやかになってきていますね。前院長の初期のころ以来の大人数となってしまうのか、それともここからトントン拍子に養子縁組が成立していくのか、そのあたりも楽しみではあります。
それでは、本日もお話を進めていきます♪
5年目夏の月曜日
今日はキャッシュバック・デー(休みなしのホリデー)と、新しい孤児のお迎えの日です。
いつも通り滞りなく学校組の孤児たちが登校していった後、タカユキがご飯を食べているのを見守るミサキ院長です。
そこにキヨミから連絡が。
先日相談を受けていたイシグロ・ヨシカズさんの件でした。
いろんな人を虜にするイシグロ・ヨシカズさんってどんな人なんだろう??と思ったミサキ院長でしたが、タカユキに寝る前の絵本をねだられて、すっかり頭の中から消え去ってしまいました。
眠ってくれた、とほっとしたのもつかの間。ミホがカンニングをしたと学校から連絡があったのです。
にわかには信じられなかったミサキ院長。何かの間違いだと学校には話したのでした。
それでも午前中には新しい孤児をお迎えに行かなくてはなりません。
4なので新生児をお迎えします♪
42人目の孤児(通算)
シオリ・シェイド
「シオリ、よろしくね~♪」
新生児の無垢な笑顔にしばし癒されるミサキ院長。
早速おなかをすかせた様子のシオリにミルクを飲ませました。
デイケアから戻ってきたタカユキがむずかるので、もう一度ねんねさせます。
「もう大丈夫だからね~」
ミサキ院長は寝息を立てたタカユキのおでこにキスをしました。
そしてすぐに学校組が帰宅。
成績は変わらずです。
帰ってきてしばらくすると……
アサミとノブヒコが楽しそうに話をしていたのに、突然アサミが不機嫌になってしまいました。
アサミが「騒ぎたい」お年頃に入ってしまったようです。
(アサミ、どうしたのかしら……?)
ミサキ院長がアサミを案じるものの、今日学校でカンニング容疑をかけられたミホが自室に閉じこもっているわ……
当然、タカユキやシオリのお世話にも追われるわで、結局アサミとはゆっくり話せないまま。
(明日こそはちゃんと聞かなくちゃね)
夜眠る前にしっかり心にとどめていたのでした。
5年目夏の火曜日
今日はシオリの誕生日と養子縁組の受け付け日です。
(今日こそアサミとちゃんと話さなくちゃ)
ミサキ院長は意を決してアサミを探していると、ノブヒコと楽しそうに話しながら朝ごはんを食べていました。
「ねぇ、アサミ、どうしたの?」
アサミは、ミサキ院長の質問に対して、さもめんどくさそうな様子でぶっきらぼうに答えました。
(魂の叫び???)
驚きのあまり、一瞬声が出なかったミサキ院長を気にも留めず、アサミは自室へと戻り、さっさと学校に行ってしまいました。
そのままミサキ院長がソファに腰かけていたら、タカユキが来て、一生懸命お話をしてから、これまたさっさと部屋に戻っていきました。
(みんなどうしちゃったのかしら?)
呆然とした後、何かを思いついたように。ミサキ院長はステレオの類をすべて物置にしまい込み、アサミの部屋のバイオリンだけは残しておきました。
(これで多分、大丈夫よね?)
そして通知に従って、シオリの誕生日をお祝いします。
特質は落ち着くになりました。
そして早速のいきなりうつ伏せ遊びに、タカユキの文字絵トレーニング。
ミサキ院長、今日も大忙しです。
タカユキのお誕生日通知も来たので、明日はタカユキのお誕生日ということになります。
タカユキはお水が好きなせいなのか、タブレットで遊ぶとき、必ずプールのそばで遊びます。今日も今日とてタブレットで遊んでいますね。
しばらくして学校組が帰宅しました。
今日も成績は変わらずです。
今日はタダシも一緒に帰宅してきたようで、シオリにとっては初めての訪問者となりました。
その後もミサキ院長がシオリの世話に追われていると、すんなりと3つの悩みも判明しました。
3つのうち2つがおしっこがらみw
そして眠りの浅いタカユキが、またもや眠れなくて絵本をねだりに来たので、アサミがシオリのお世話を代わってくれたのですが……
妹は欲しくなかったのか、ひそかに悲しみつつお世話をしてくれたのでした。
夜にはノブヒコが願望を達成したかとおもうと、歯がぐらぐらになってしまい、一生懸命歯磨きをしています。
ミホは自転車をマスターして、嬉しそうに乗り回すようになりました。
その日の夜、皆が寝静まったころ。
カズヤの訃報が届いたのでした。
悲しみに暮れるシェイド孤児院、なのですが。
懸命な歯磨きによって、ノブヒコの歯が抜けたのでした。
養子縁組の申し込みはありませんでした。
5年目夏の水曜日
今日はタカユキの誕生日です。
順調にスキルも上がっているので、通知が来たらお誕生日のお祝いをしてしまいましょう。
今日も元気にミサキ院長に文字絵カードをお願いするタカユキ。
今日も今日とて、ミホは授業中に紙飛行機を飛ばすし、ノブヒコはノブヒコでテストの答案を書き間違えるしでと、いろいろややこしいようですけど。こちらも平常運転といってもいいのかもしれませんね。
(はぁ……毎日毎日、いろんなネタがあるわね?)
ミサキ院長も最近ではずいぶん慣れた様子で、何とでもなると大きく構えていられるようになったみたいです。
ただ、お年頃には不慣れで、今もアサミのお年頃には少々手を焼いているようですけど、それでも騒ぎたい以外はいつも通りのふるまいなので、あまりとやかくは言わないようです。
そしてタカユキの誕生部の通知が来たので……
Happy Birthday!!!!!
カズヤの訃報を引きずっていて、とっても悲しげではありますけど、美少年に育ちましたね。
子どもになって自分でほとんどのことができるようになったので、ミサキ院長はシオリのお世話を始めます。
すると、思わぬ人物から電話がかかってきました。
なんとそれは亡くなったはずのカズヤ兄ちゃんだったのです。
しかもまたイシグロ・ヨシカズさんって……、ミサキ院長は一瞬言葉を失いました。
ここまでイシグロ・ヨシカズさんが話題に出てくると、偶然出会ってみたくなったミサキ院長。
そしてファンファーレが鳴ります。
学校組の子たちが帰ってきました。
ノブヒコがB評価の小学生になりました。
おめでとう、ノブヒコ!!!
成績が上がったのはいいけれど、みんなカズヤの訃報を引きずり悲しみに暮れているので、それぞれが悲しみを克服しようと頑張り、一足先に払しょくできたタカユキは、青年実業家の願望のためにミサキ院長とチェスをしています。
もちろんミサキ院長とて、悲しくないはずがありません。
ですが孤児たちの面倒を見なければならないのも事実なのです。
なぜかシオリのおむつから出てくる車のおもちゃをぽいと投げたと思えば、お座りの練習もしなければなりません。
そんな中、お祝いのメッセージをくれたケンゴが、シオリに会いに来てくれました。
「ケンゴ、いらっしゃい♪ こんな感じで忙しいけど、よかったらゆっくりしてって♪」
「ありがとう。この子がシオリちゃん?」
「そうよ、もう少しでお座りできそうなの」
そしてミホとタカユキがジョークチームになりました。
ミホはがんばり屋さんだけど空回りしがちで、タカユキまで答案を間違って書いたみたいですが、もはやミサキ院長には慣れっこなことなのかもしれませんね。
その時、向こうの方からノブヒコの叫ぶ声が聞こえます。
シオリを置いて大急ぎで駆け付けると……
床に絵の具かなにかわからないものをまき散らしています。
「ノブヒコ、どうしたの? 何があったの?」
「そっか、意地悪したいの……それはやめてほしいわ。それに、こんな風に散らかすのはいけないことなの。意地悪以前の問題よ。片づけなさい」
ミサキ院長は毅然とした態度で散らかしたものを片付けるように言ったものの、心臓がバクバクしています。
(アサミは騒ぎたいし、ノブヒコは意地悪したいしって、どうしたらいいの?)
その時タカユキがおずおずとやってきました。
「あの……本の読み聞かせをしてほしいんだけど」
さっきチェスをしたときに、あとで本を読んであげると約束したのをすっかり忘れていたのでした。
本の読み聞かせをしている間は、アサミがシオリのお世話を引き受けてくれました。
後でお礼を言おうとすると
「大丈夫、私もだいぶ慣れてきたんだから♪ 最近小さい子のお世話が楽しいの」
魂の叫びを訴えていたアサミはどこへやら、変わらない様子で嬉しそうに笑うアサミに少し救われたのでした。
5年目夏の木曜日
今日はテレビドラマのシーズン初回放送日(ホリデーなの?)と養子縁組の受け付け日です。もし今日も養子縁組が成立しないと、孤児が6人になってしまうので、ミサキ院長は少しだけ焦っています。
そんなことはつゆ知らず、今日もシェイド孤児院には笑い声がこだまします。
そしてミホとタカユキがジョークチームになりました。
ミサキ院長との関係が厳しいになることが多いせいか、孤児たち同士はジョークチームになってバランスをとっているのかもしれません。
笑いすぎてとても陽気になってしまったミホとノブヒコは、鏡を見てクールダウンしていますね。
学校組が登校していった後、シオリがお座りできるようになったので、離乳食の試食を始めることができました。
初めての離乳食は、なんだかよくわからないものが多かったようですが、何とか食べてくれたのでほっとしたミサキ院長です。
シオリをお昼寝させてほっと一息、カズヤ兄ちゃんから連絡が来ました。
そしてまた今日も学校組のてんやわんやの知らせで一喜一憂するミサキ院長。
あっという間に帰宅の時間になって、学校組が戻ってきました。
今日はヒロシも遊びに来たようですね。
アサミがお部屋でバイオリンを弾いた後、サークル活動を開始して、みんな一斉に宿題を始めました。
みんなが落ち着いて宿題を始めたのを見届けてほっとしているミサキ院長のもとに、一本の電話が入りました。
「小学生以下の養子縁組の希望があります」
小学生以下の孤児は4人いるので、ミサキ院長は4面ダイスを振りました。
1:ミホ、2:ノブヒコ、3:タカユキ、4:シオリですが……
3なので、タカユキの養子縁組が成立しました。
ミサキ院長からひと通り話を聞いた後、タカユキはヒロシと洗面所で話していました。
「新しい家って、どう?」
「うちはみんな優しくしてくれるよ。大きなお兄ちゃんが3人もいるんだ♪」
「そうなんだ、僕も兄弟がいるといいなぁ……」
タカユキは、ベイリー=コックス家に引き取られていきました。
その日の夜、ツリーハウスで遊んでいたミホ。
孤児院の自室に戻ろうとしていたのですが、なんだか様子が変です。
ミホまでもが、まさかのお年頃に入ってしまいました。
いや、ホントになんの罰ゲームなのかww
そんなことはつゆ知らず、シオリをお風呂に入れているミサキ院長なのでした。
チャレンジ達成まで06/40
では今回はこのあたりにいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
よろしければ次回もお立ち寄りください。
~次回に続く~
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